販売員の先輩が不思議なダメだしをしていた。

吉田戦〇の4コマ漫画で
生まれたての赤ちゃんに、借金の申し込みをしているお医者さんと看護婦さんがいて
おとうさんが「やめろぉぉぉぉ！！」と泣きながら医者を殴る、という4コマを思い出した。
小学校4年の時に読んで、感動した漫画だったのだが
このコマの意味は何も分からなかった。

今はすごく分かる。

老後に国から支払われる年金その他諸々についてのことなんだろう。
生まれてからすぐにその子に「税」の負担がかかる訳だから、
それをギャグで表現したのではなかろうか。
僕は小学校4年生でとてつもないシュールな漫画を読んでいたんだな。


休憩室でボケェっとタバコを吸ってたんです。
隣の女子2人、先輩が新人にダメ出しをしていたんであろう。

先輩
「あ、あとぉ、すごく気になったんだけど、消費税って、国に収めるものだから、
　’頂きます’　ではなくてぇ、’お預かりします’　だからね」
新人
「あ、はい、そうですよね、言葉遣い悪いというか身についてないというかぁ・・。」

確かに先輩はすごく正しい。
そう、すごく身につけておいたほうが良い言葉ですね。
新人さん、とても感動してらっしゃる。さすが先輩。
でもね、えっと・・・・横から口出しそうになったんですけど

税込み表示の時代にわざわざ消費税伝える義務ねぇだろおぉぉよぉっ!!!


と。
意識せずとも支払う義務があって、それが国を回す為の財源にもなるので
払う分には面倒とも思わないんだけど、
使われ方が間違いすぎてる、という点で納得いかなくなるんですが。
そんな事抜きにして考えても、
わざわざ伝える必要が無い事を徹底してやってしまうショップがあるんです。

滑稽じゃ。消費者を馬鹿にしてるのか、それとも親切心でやってるのか・・・
もし、後者だとしたら、
過剰なサービスを売りにして従業員の精神をすり減らす、阿呆な会社なんじゃないか、と。
僕はそう思う。